利用運送の臨時報告って何ですか?

利用運送事業は、一般に規制産業と呼ばれます。これは事業に当たって行政庁の許認可を取得しなければ事業を営めない(=違法となってしまう)もので、事業開始時に事業計画を策定して、第一種貨物利用運送ならば登録を、第二種貨物利用運送ならば許可を取得しなければいけないこととされています。

また、いったん許認可を取得すればよいというものではなく、事業者の事業年度毎および年度毎に、事業報告書および事業実績報告書を提出することになっていますが、それら以外にも、事故等が発生した場合には所管庁は必要な報告を求めることができることになっています。それは臨時報告と呼ばれるものです。

臨時報告については、貨物利用運送事業報告規則の第4条に規定があり、貨物利用運送事業者または貨物利用運送事業に関する団体は、事業報告書および事業実績報告書と運賃料金設定(変更)届出書の他に、国土交通大臣または地方運輸局長から事業に関する報告を求められたときは、報告書を作成して提出しなければならないことになっています。また、国土交通大臣または地方運輸局長は、この報告を求めるときには、報告書の様式や報告書の提出期限、その他必要になる事項を明示するものとされています。