第1種貨物利用運送事業と第2種貨物利用運送事業の違い

利用運送事業には第1種と第2種との、業態による2種類の事業があります。このうち、第二種の貨物利用運送は、鉄道や航空貨物、船舶貨物の利用運送とこれらに前後する荷物の集荷と集配を組み合わせて行うことができることになっていますので、お客様(荷主)に対して戸口から戸口まで運送する一貫輸送サービスを提供できることが、最大の特徴となっています。

これに対して、第二種貨物利用運送に当てはまらない第二種以外の利用運送を第一種貨物利用運送事業と区別して登録制にしていますが、一般的に多いのはこちらの第一種の貨物利用運送となっています。

第一種貨物利用運送事業は登録制で、登録要件を具備したうえで必要書類を揃えて申請手続きを行うことで、営業所管轄の都道府県陸運支局および管轄運輸局ならびに国土交通省の審査を経て登録されて、事業を開始できることとなります。この間の審査期間を標準処理期間といい2~3ヶ月かかります。

一方、第二種利用運送事業は許可制度で、第一種と同じように許可要件を具備したうえで許可申請手続きを行いますが、第一種の登録に比べて第二種は許可制度ですので、手続きの複雑さ等難易度はまったく異なりますし、必要となる書類・資料等も多くなります。

いずれにしましても、事業計画の策定から各必要書類の準備、申請手続きと補正を経て登録・許可までは数ヶ月から1年程度かかることも珍しくありませんので、事業開始時期を目安に申請時期を逆算して、十分な準備を行うことが事業成功の基礎となります。

専門家依頼にあたっては、経験豊富なベテランに依頼することが、安定した事業開始と存続に対する保険となりますので、経験と実績を積んだ信頼できる専門家に依頼しましょう。