貨物利用運送事業ってなに?

そもそも、貨物利用運送事業とは何でしょうか。
国土交通省のホームページには次のように記載されています。
「他人(荷主)の需要に応じ、有償で、利用運送(自らの運送機関を利用し運送を行う者(実運送事業者)の行う運送を利用して貨物を運送すること)を行う事業です」
堅苦しい言葉のオンパレードで少しわかりにくいですね。

ここで「実運送」という言葉が出てきます。
実運送とは「自ら輸送手段を保有して貨物の運送を行うこと」です。
つまり「自社トラックで荷物を運ぶ」のが、これに当たります。

これに対して「利用運送」とは、自ら運送手段を持たずに
上記のような実運送を利用して行う運送のことです。

つまり、荷主さんから依頼を受け料金を受け取るのは利用運送事業者で
実際に荷物を運送するのは実運送事業者・・・ということになります。

利用運送事業者は自分では運送はしませんが、荷主さんから料金を受け取る(=運送契約を締結する)ので、荷主さんに対して運送の責任を追うことになります。

「百貨店のギフト配送」を思い浮かべると分かりやすいのではないでしょうか。
百貨店はお客様からお中元やお歳暮などの注文を受けて、先様に届けますね。
この場合、百貨店は「自ら運送手段を持たずに」「自ら輸送手段を保有て」いる運送業者がギフトの配送を行います。
百貨店がこのような方法を取れるのは、利用運送事業者として登録しているからです。

次回は「貨物利用運送事業の第一種と第二種の違いについて」お話します。

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