貨物利用運送事業の第一種と第二種の違いについて

貨物利用運送事業は、第一種と第二種に分かれています。
第一種と第二種の違いについて、国土交通省の「貨物利用運送事業の概要」には次のように記されています。

「貨物利用運送事業は、実運送の利用とともに荷主先までの集貨・配達を併せて行うか否かによって、第一種又は第二種事業に分類されます。」

これも、字を読んだだけでは少しわかりにくですね。
簡単に言うと、第一種は運送の手段が1種類のみ、第二種は2種類以上となります。
2種類以上?・・・運送の手段にはどのようなものがあるのかというと、「船舶」「航空」「鉄道」「自動車」の4種類です。
つまり、運送手段が1種類の「第一種貨物利用運送事業」では、船舶であれば港→港、航空なら空港→空港、鉄道では駅→駅、自動車では集荷先→配送先・・・といったような運送を行うことになります。
これに対して「第二種貨物利用運送事業」はというと、2種類以上の運送手段を使えることで、上記の「第一種貨物利用運送事業」の「船舶」「航空」「鉄道」の利用運送にプラスしてトラックでの集荷・配達まで含めた「ドアからドアの一貫運送サービス」を提供することが特徴です。
それぞれの事業を始めるには、第一種貨物利用運送事業では「登録申請」を、第二種貨物利用運送事業では「許可申請」を行うことになります。

第一種貨物利用運送事業と第二種貨物利用運送事業の違いはおわかりいただけましたか?
次回は、利用運送事業とよく混同される「運送取次業との違い」についてご紹介します。