夢の宅配サービスは目の前まで迫っている

アマゾン日本法人の売上が1兆円を超えた理由

インターネット通販最大手のアマゾン。日本市場での売上高は約1兆円を超えるなど順調に成長を続けています。そのアマゾンが急拡大した理由には物流拠点を整備し、配送スピードの改善に努めたことに大きな功があるようです。今では翌日配送は当たり前の感がありますが、今後もドローンを使った宅配サービス「Prime Air」を考案するなど、アマゾンの挑戦はまだまだ続く模様です。

ドローン宅配のメリットとは

アマゾンのドローン計画では配送エリアは配送拠点から半径16Km以内、運べる荷物の重さは約2.27kgとまだまだサービスは限られるようですが、実現すれば急成長を続けたインターネット通販市場と慢性的な人手不足が続く宅配業界にとって救世主となることは間違いないでしょう。また排気ガスを出さないために環境への負荷が少ないのもドローン宅配のメリットです。そしてなにより注文から30分以内にお届けといった夢の宅配サービスを享受できるかもしれないのです。

ドローン宅配サービスの問題点

しかし、問題点が全くないわけではありません。まずプライバシーの問題があります。ベランダ付近を小型無人機が飛んでいる日常を住人が甘受できるか問題です。ドローン宅配のメリットを全ての住人が認めればクリアできそうです。次に空中での衝突事故が懸念されます。これは機体につけた衝突防止装置が解決してくれそうです。またドローンの飛ぶ高度は航空機が飛ぶ高度よりはるかに低いため航空機との接触事故は想定していないとの事。自動操縦で飛行禁止区域に誤って侵入しないようにするなどの配慮もなされるのだとか。ドローン専用空域の設定も考えられているようです。

日本では昨年千葉市の幕張新都心が国家戦略特区に指定されました。これにより特区内でのドローンの運用が可能になります。来月11日に初の実証実験が行われるとの報道がありました。具体的には物流倉庫やドラッグストアで荷物を積んだドローンが川や海を越えて高層マンションのベランダまで荷物を運ぶ模様です。実現すれば世界発のサービスとして注目を集めるでしょう。幾つかの場所で実証実験を積み安全性やプライバシーの問題をクリアし、ドローン宅配が安定的な宅配サービスとして成長することを期待しています。