運送会社ではどのような人材が求められるのか

ドライバーに運転免許は必須

今回は運送会社で働く上で必要な適正と資格を取り上げてみたいと思います。運送会社の最前線で活躍するのはやはりドライバーです。トラックを運転するためには運転免許が必須です。まず、運転免許は普通免許、中型免許、大型免許に分けられます。また、街中を走っているトラックは2tクラス、4tクラス、10tクラスに大きく分けられます。法改正された平成19年6月以前に第1種普通自動車運転免許を取得した人は4tクラスまで運転可能です。それ以降に「普通免許」を取得した人は2tまでに制限されます。つまり、普通免許の取得者が4t車を運転するためには「中型免許」が必要になります。さらに、10t車を運転するには「大型免許」が必要になります。大型取得の条件は21歳以上で普通免許などを取得後、3年以上の運転経験が必要です。大型は免許取得費用が30万円位かかりますが、会社が一部補填してくれるところもあるようです。また、大型を取得していれば手当が月数万円つく場合があり、長距離ドライバーを志すのなら取得したい免許です。運送会社に就職したら、初めは2t車で実務経験を積ませ、能力と適正を見てから4t車へ移行させるといった研修形態を取っている会社が多いので、大型免許はその後に取る人も多いようです。

事務職はコミュニケーション能力が求められる

これに対し、事務職は会社を裏方から支えます。運送会社の事務職は荷物に対する問い合わせやクレームなどの電話が多いのが特徴です。クレーム対応の際には、お客様の立場に立った細やかな気配りが必要とされます。また、ドライバーの運行管理や配車手配などを担当する場合もあります。その場合は、ドライバーとのコミュニケーションや業務が円滑に進むような調整能力が必要となってきます。PCスキルとして、ワードとエクセルが求められています。その他、フォークリフトの免許を持っていると重宝されます。また、10月13日のブログで取り上げた運行管理者の資格は将来管理業務に就きたい人は目指すべき資格だと言えるでしょう。

いずれの資格も安全に業務を遂行するためにある

以上のように担当する職種により求められる適正や資格は様々です。能力に応じた働く場が運送会社には用意されていると言えるでしょう。共通しているのは、安全運転を心掛け事故を未然に防ぐ姿勢が大切だということです。危険予知の頭文字を取り「KY」という言葉があります。時間に追われて取り返しのつかない事故を起こした場合の損失は、時間に遅れることの経済的損失をはるかに上回ります。常に安全運転を意識できるかどうかがこの業界で働く上で資格より大切な適正だと思います。