貨物利用運送事業と貨物運送取扱事業との違いは?

利用運送の回答 

かつて貨物運送取扱事業法という法律の下で貨物運送取扱事業という運送業の業態がありましたが、鉄道事業法等の一部を改正する法律(平成14年6月19日公布)により貨物利用運送事業法に改正され、平成15年3月31日付で廃止となりました。現在は平成15年4月1日より貨物利用運送事業となって施行されています。
従来の貨物利用運送事業は、トラック自動車(一般貨物自動車運送事業)や鉄道・船舶・航空が行なう貨物運送を補完するイメージでしたが、現在では、経済のグローバル化とともに進んだスピード化、IT活用による3PLなどの最適化が進んだ結果、貨物の集荷から配達まで国内貨物・国際貨物を問わず最適な運送手段を活用し一貫輸送するサービス複合サービス産業に成長しています。
利用運送は、実運送事業者と運送委託契約を締結し、その実運送事業者が保有するトラック、鉄道貨物、船舶、航空機の運送事業を活用(利用)することによって、お客様(荷主)の貨物を運送するものです。例えば、従来はトラックで運送していた生鮮食料品や機械部品などを航空貨物を利用してスピードアップしたり、鉄道貨物や船舶貨物を活用して大量輸送を実現したりしています。この運送する品物によって最適な運送手段を選べる点に貨物利用運送の最大の利点があるのです。